あけましておめでとうございます。
旧年中は格別なご高配を賜りまことにありがたく厚く御礼申し上げます。
本年もより一層のご支援を賜りますよう役職員一同心よりお願い申し上げます。
さて、わが国経済は、企業収益が過去最高水準となり、雇用・所得環境が改善し、個人消費にも持ち直しの傾向がみられるなど、緩やかな回復が続いていると言われています。 しかしながら、中山間地域を多く抱える本県の商工会地域では、全国に先行する人口減少や高齢化等に伴う経済規模の縮小や経営者自体の高齢化、後継者難、人手不足等から、小規模事業者の減少や企業活動の低迷、さらには商店街の衰退など、多くの課題を抱えています。
こうした厳しい状況のなか、平成26年6月に小規模企業振興基本法および改正小規模基本法が制定され、商工会は小規模事業者支援の中核拠点として、地産外商などの経営改善の促進、起業による新たな産業の創出や円滑な事業承継に向けた取り組みが求められています。
さらに、第3期高知県産業振興計画においては、商工会による事業者の経営計画の策定支援を通じた、地域経済の活性化への取り組みが注目され、期待をされています。
このため、当商工会におきましても、経営発達計画を策定し、地域の小規模事業者に寄り添った支援を推進するとともに、経営指導員等の資質向上など、引続き支援力の強化を図る体制づくりに努めています。 また、小規模事業者持続化補助金は、当地域において、のべ25の事業者が採択を受け、商品開発や販路開拓支援を通じて、事業者の持続的発展に力を注いでいます。
今後も商工会が小規模事業者の皆様にとって、最も身近な支援機関であるための体制づくりに向け、取り組んでまいりますので、何卒、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。