第5回「インフラメンテナンス大賞」において、四万十市役所が応募した「清流四万十川の景観、文化、日常を構成する岩間沈下橋を後世に残す活動」が「メンテナンスを支える活動部門」において国土交通大臣賞を受賞しました。
2018年9月から商工会青年部が地域の方々とともに取り組んだ「岩間沈下橋復旧支援チャリティ事業」につきましては、本当に多くのみなさまからのご支援を賜り心からお礼申し上げます。おかげさまで復旧資金として1,034,000円を四万十市に寄付し、岩間沈下橋(岩間大橋)は2021年4月29日から通行できるようになりました。ご支援賜りましたみなさまに心からの感謝を込めて、この受賞を報告させていただきます。

インフラメンテナンス大賞とは
インフラメンテナンス大賞は、日本国内における社会資本のメンテナンス(以下「インフラメンテナンス」という。)に係る優れた取組や技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的として実施するものです。
清流四万十川の景観、文化、日常を構成する岩間沈下橋を後世に残す活動とは
四国最長196kmを誇る四万十川は流域が国の「重要文化的景観」として選定、その構成要素として沈下橋が大自然に溶け込む風景が広がります。そのうち最も美しいとされる岩間大橋は、2017年11月に橋脚が沈下し路面がV字に陥没した。早期復旧を望む地域住民やサポーターから寄付金等を募り、メンテナンス事業に活用。また、地域住民が主体となり、交流活動拠点「岩間四万十茶屋」を整備、川とともに生きる文化の継承と景観や環境を守る活動を行っています。